2019年2月。
年が明けてあっという間に1月が過ぎ去ってしまった。
フリープランナーに転身してから1年。
2月から2年目が始まる。
この1年でたくさんのカップルさんの結婚式のプロデュースをさせていただいた。
スタートの年としては、とても恵まれていたと思う。ほんとうに。
新しい出会いもたくさんあった。
世界が広がった。
学んだことも、とてもたくさん。
自分の思う通りのペースだけで仕事ができるわけではないけれど。
どうしても、子供を育てながらの仕事の仕方には限界があるし、払うべきじゃない犠牲もある。
だけどその中でも子供たちのたくましさと強さに支えられて、自分なりには精一杯の仕事ができたような気もする。
正直、男に生まれたかった!って思うこと、1日に10回くらいある。
外に見せない男の人の苦労を知らないから、そんなこと言えるんだと思いますが。
でも、昔上司に「お前、男ならよかったな」って言われたこともある。
私も、それはそれで幸せな人生だったんじゃないかと思うこともある。
でも、私は女で、お母さんで、ウエディングプランナーで、経営者としてはまだまだ初心者だけど、一応自分で経営を考えないといけない立場になって、仕事のこと、仕事という枠を超えた私に人生を預けてくれるカップルさんのこと、子育てのこと、学校のこと、地域のこと。
結局、百足みたいに一日になんどもたくさんのわらじを履き替えながら生きていくしかないのだ。
すごいねって言って下さる方、たくさんいるのですが、全然すごくないのです。
中途半端だねって言われないように、必死で、一生懸命生きているだけ。
それでも、そういう毎日の中で得る様々な経験は、確実に仕事に役に立っている。
どれだけお二人に寄り添えるか。
その人たちの人生を一緒に生きることができるか。
結婚式までの間、私は二人になったつもりで、影のように寄り添ってたくさんの言葉をかけていく。
時に新婦になり、時に新郎になり、時に親になり、時に友人になり。
言いにくいことも、言いたくても言えなかったことも。
そうして、二人の人生をつくっていく。
そう。
ウエディングプランナーは、その人の人生をつくる仕事だと思っている。
仕事をしながら、なんども二人を想って涙することがある。
そんな心を込めて取り組める仕事に携われていること、そして、私がウエディングプランナーを続けることを支えてくれる人たちに、心から感謝しています。
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