SUEHIROのこと
昨年、全国のウエディングプランナー仲間と、ウエディングプランナーのためのプラットフォームサービス「SUEHIRO」を立ち上げました。結婚式の仕事、みんながやりやすくなるように。
どんな仕事もそうですが、人と人が関わる以上、何かを選び取ったり、判断していくことに正解が無い。マニュアルが、ある程度しか意味をなさない。終わった結果が正しかったという人もいるし、間違いだったと判断する人もいる。
学生時代、そんなに勉強は好きではなかったけれど。
社会に出てから学ぶことっていずれ必要なことじゃなくて、いますぐ役立つことが多いから、身につけたことをすぐに反映できて、結果が見える。だから、学ぶことも楽しいんだなって思えるようになった。(学校でも、学びの意義を「将来役にたつから」って説明じゃなくて、「勉強は学生のうちだけのものでは無く一生続くもの。今は自分の好きなこと以外のことを学んでおきなさい。社会に出てからは好きなことだけ学んでいけば、誰よりも早くその道のプロフェッショナルになれる。」とか言ってくれれば、私の人生もう少し違ったんじゃないかって思う。心を動かす説明って大事です。)
ただ、社会人になってもストイックに学ぶって、とても大変なこと。
時に早朝から夜中まで仕事をしているウエディングプランナーにとっては。
そしていつの間にやら、仕事がルーティーンになって、面白みを感じなくなって、磨耗して、業界を去る後輩をたくさん見てきた。
「責任も大きくて大変な仕事ですよね」 と声をかけていただくこともたくさんある。
でも、実際、そんなでもない。私はね。
もちろん、責任も大きいし、絶対ミスできないし(でもこれどんな仕事も一緒よね?)、時間と休みは不規則だし。だけど、大変ではない。逆に楽しい。
「好きなことしかやってないから」だと思っている。
遊びが仕事、とか言ったら誤解を招きそうですが、実際そんな感じ。
心に余裕があれば、何年も何年も磨耗せずにウエディングプランナーを続けることができる。
そういう「仕事大好き!楽しい!」を、無理せず、作り笑いじゃなくて、
ほわっとゆるっと言えるウエディングプランナーさんをたくさん育てたい。
SUEHIROをそんな場所にしていきたい。
佐伯流人材育成は「個性を伸ばす」。
規格に合わせて選別された、形も味も一緒の、美しく並ぶ大量生産の野菜じゃなくて。
ひとつひとつ大きさも形も違う、ありのままの姿のウエディングプランナーを。
個性的というのは、奇抜であることとイコールではないです。
好きや得意を伸ばして、武器にできるということ。
自分らしく、活き活きと。
ちなみに、佐伯流ウエディングプランニングも「個性を伸ばす」。
ヒトやモノのいいところ、素敵なところを見つけて、そこを伸ばす、光を当てる。 (ウエディングの場合、それをコンセプトに落とし込む)
好きなことしかやってないから、相手や場面が変わっても、やってることは全く同じ。
つまり、素材の味を活かした、シンプルで楽しい人生を送っています。
「SUEHIRO」について詳しくはコチラから。
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